GarageBand "Classic Rock Organ" の操作画面 |
この曲のリコーダー用アレンジはアルトリコーダー3本と通奏低音で、2小節の通奏低音に続いて1stリコーダー、2ndリコーダー、3rdリコーダーと2小節ずれながら加わる。各パートに技術上の優劣はほとんどなく、いずれも最高音の「f」が要求される、これを綺麗に聴かせるにはそれなりの演奏技術を持った奏者が3人必要になるし、さらに難しいのは通奏低音の奏者だ、優秀なかつ辛抱強いガンバ奏者にお願いできればいいのだが、無理な注文だし、バスリコーダーで演奏もできるが、音量的に3本のアルトリコーダーに負けてしまう。それにこの通奏低音は、2小節を8個の四分音符で演奏し、あとはそれをひたすら28回繰り返す!(実際は変化をつけて演奏すると思うが)
そこで思いついたのが、iPad で使用できるアプリ"GarageBand"で通奏低音を演奏させて見ること。まだ使いこなしているわけではないが、2小節8個の四分音符は簡単に入力できそうだし、それを28回繰り返せば良い。
とりあえず先日の練習に間に合わせて8個の音を入力してみた。音源は荘重なオルガンが欲しかったのだが、"Classic Rock Organ:を使用した。テンポはなるべく遅く設定したかったが四分音符40より下には下がらない。とりあえず40とした。リコーダーの楽譜は最初は四分音符で始まるが、 八分音符、十六分音符、最速は三十ニ分音符まであるので、うんと遅くないと追いつけなくなってしまうのだ。
練習に持ち込みためしてみた。
ここで物を言うのが100W出力のアンプとスピーカーだ。リコーダーの音量は小さいなどと言われてもやはり楽器。ラジカセ程度のアンプとスピーカーでは全く歯が立たない、ちなみにラジカセの出力は5〜20W程度、iPad専用の外付けスピーカーなどは1〜2W程度が標準だから蚊の鳴くような音しか出ないのは、当然なのだ。
iPadの出力を小型ミキサーを経由してアンプに入力する。音量の増減はiPad本体でもアンプでも可能だが、ミキサーがあるとスムースにできる。パワーが十分にあるから余裕で鳴らすことが出来る。
アルトリコーダー 3本とGarageBand で練習開始、これが意外と具合が良いのだ。
バスリコーダーで通奏低音をやった時は、音量で負けてしまい、よく聞こえなかったり、未熟なアルトリコーダーの乱れに影響されて、通奏低音のリズムが少し乱れ、全体がガタガタになってしまったのだが、GarageBandだと、揺るぎなく堂々と鳴っているので合わせやすいし、ちょっとミスしてもすぐに戻ることが 出来る。
気にしていたていたテンポも 何とかこれで収まりそう。
後はGarageBandの扱いにも習熟して、弦楽合奏などの演奏(GarageBandの)も加えたら演奏会でも使えるかもしれない。
写真はGarageBand "Classic Rock Organ" の操作画面のスクリーンショット よく見ると iPad mini の枠が付いている。これはiPad の枠をつけるアプリを使用した。(Screenshot)
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