10/31/2009

リコーダーオーケストラ Ricco Suono 演奏会


リコーダーオーケストラ Ricco Suono 演奏会のチラシ原稿が出来たので紹介します。

日時 12月12日(土) 開場18:30 開演19:00
場所 成城ホール TEL 03 (3482) 1313
入場無料

ゲストリコーダーアンサンブル Palrec
(詳細はチラシを御覧下さい)

演奏会までまだ1ヵ月以上ありますが、全員集合しての練習回数はあと数回しかないのです。
12月なのでA.コレッリのクリスマス協奏曲やJ.ラブルダのクリスマス組曲も演奏します。

時間の都合がつく方はぜひ聴きに来てください。

10/18/2009

篠笛


多摩川にケーナを練習するつもりで行ってみたら、篠笛を練習している方がいた。
お祭りに使用する篠笛はかなり鋭い音だが、このときはしっとりと響いていた「しめやか」と表現するのだろうか。
楽譜は和紙で出来た割と大きな和とじになっていて、数字が縦書きになっていた。

そばで聞くと決して大きな音でないのだが、かなり離れても音の成分は少し変わるがピーヒャラ鳴っているのはよく聞き取れる。
篠笛の音の魅力はピーヒャラの「ヒャ」の部分にあるような気がする。

楽器は細く繊細な感じで、管の内側は漆が塗ってあるようであった。

演奏していた曲は「花かげ」 ネットで確認したら下記の歌詞であった。

十五夜お月さま ひとりぼち
桜吹雪の 花かげに
花嫁すがたの おねえさま
くるま にゆられて ゆきました

結婚が現代のように華やかではなく、当時の女性に課せられた「定め」のように聞こえる。

篠笛もケーナやリコーダーとは異質の世界を持っているようだ。

10/13/2009

ケーナの運指


リコーダー仲間のTさんから昔のケーナ運指表を見せてもらった。(写真)
1972年ごろ南米エクアドルあるいはペルーに行ったとき(ボリビアではない)
ケーナを購入したときに付いてきた「運指表」だそうだ。そのときのケーナはどこかへ紛れてしまったが運指表は偶然見つかったとのこと。

スペイン語?は読めないのだが運指表を眺めてみるとこれは現在ボリビア式と呼ばれている運指とほぼ一致する。
ケーナの運指ははアルゼンチン式、旧ボリビア式、それに現代の新ボリビア式があるといわれているが、
1972年に隣国(エクアドルorペルー) で新ボリビア式の楽器が売られていたことになる。
アンデスの家「ボリビア」の福岡さんも1973年ごろからボリビア式楽器が増え始めたといっておられたが、それと符合するようだ。

写真の運指表の左側に4曲の楽譜?(ドレミ)が書いてある。
最初の曲は「花祭り」 2曲目は「コンドルは飛んでゆく」 この2曲は日本でも良く知られているが
現地でも有名なのだろう、ちなみにサイモン&ガーファンクルが「コンドルは飛んで行く」をヒットさせたのは1970年だそうだ。

10/12/2009

リコーダーオーケストラ "Ricco Suono"

いくつかの団体の有志が集まって練習を重ねてきたリコーダーオーケストラ(指導 細岡ゆき)
私も途中から加えてもらっているが、最近名称が決まった。
"Ricco Suono" イタリア語で「豊かな響き」の意味だそうだ。

最初は"Ricco Suone" 「利口そうね」 などと喜んでいたのだが、
イタリア語に詳しい人に確認したら Suoneは間違いでSuonoが正しいとのこと

Ricco Suono(リッコ スゥオーノ)に訂正された
パレックの若い方達にもゲストとして加わってもらい総勢21名
男性は我々HRC から参加している3名のみ、残りは全員女性
リコーダーはなぜか圧倒的に女性が多い。

これだけリコーダーが集まると「音合わせ」が大変
曲中のカデンツでは音程やバランスで細岡師匠の細かい指示が飛ぶがなかなか指示通りには行かない。
各自が自分の楽器の癖を把握した上で音程音量をコントロールしなければならない。
「豊かな響き」を実現する「道のり」は大変なのだ
G.ガブリエリ A.コレッリ などの曲を練習しているが演奏会も近づき、そろそろ追い込みの時期になってきた。

演奏会 
日時 2009年12月12日(土)
開場 18:30 開演 19:00

場所 成城ホール(東京都世田谷区成城 6-2-1)
小田急線・成城学園前駅下車 徒歩4分
入場料 無料(全席自由)

なお
ゲスト リコーダーアンサンブル "Palec"の演奏も予定されている。

10/03/2009

4人でケーナ


先日のHRC木曜自由練習の日、早めに会場に行き、一人でケーナを練習していた。
しばらくして来たYさんもケーナを貸してくれとのことなので予備のケーナを渡すと熱心に音を出し始めた。
そこへKさんも来て自分のケーナを取り出し、吹き始めた。
最後に来たTさんは戸惑いながら、バスリコーダーなど組み立てて音を出し始めたが、
ケーナの勢いに押されたのかケーナを借りて試し吹き、結局この日集まることになっていた男性4名全員がケーナを練習する光景が実現してしまった。
演奏技術はまだまだなのだが、「リコーダー吹き」にとってケーナは魅力ある楽器なのだろう。
「クリスマス演奏会ではケーナ4重奏をやろう」などの勇ましい意見も飛び出したりした。

ケーナを練習しているうちに、終了時間になってしまい、結局リコーダーは取り出さないまま、この日の練習は終わってしまった。
HRC(平尾リコーダークラブ) 改め HQC(平尾ケーナクラブ) と改名しなければならない。

写真はケーナの歌口部分、作者によって微妙な違いがある。写真では見えないが裏側の削りもそれぞれ異なっている。