近江楽堂の録音ではRoland R-09HR を使用してその便利さに驚いたし現有のFOSTEX VF80 は大型で重い上、最近はHDDを認識しなかったこともあり、データーの取り出しもUSBが使用できずCDRに焼いて取り出さなければならず、ポータブルレコーダーを至急検討することにした。
最近は各社から多くの種類が発表されている。価格は1万円~3.5万円程度
Rolandの R-09HR ,R-05 、YAMAHA のC24,W24、TASCAM DR-100,DR-1 ZOOM H2,H4n その他 KORG、SONY、SANYO、OLYMPUSなどにも魅力的な製品がある。
カタログ上のスペックでは各社それほど違いがあるわけではないと思うし、使い勝手にしても各自使用目的や環境が微妙に異なる為一律に論ずることはできない。
私の場合別途外部マイクで録音する場合もあるのでファンタム電源やXLR入力端子を持つTASCAM DR-100、ZOOM H4nなど気になる存在だけれども、機器が大型になるし、電池使用時の時間も短くなる傾向なのでフットワークに劣ると思われ諦めた。そうなると後は「どんぐりの背比べ」のようなもので結局使ってみなければわからない。
結局身近に使用している例が多いのでRoland社のR-09HR、R-05に的をしぼり比較してみた。
R-09HRの特徴としてはリモコン、チューナー/メトロノーム機能、スピーカー内蔵、編集ソフト付属、
一方R-05 は入力レベルを自動調整するリハーサル機能、日本語表示対応、電池による16時間以上の録音が可能、
AD変換などのデジタル処理部分はほぼ同様と想像できるしアナログ部分にしてもマイクユニットは同じ部品らしい。
価格はサウンドハウスでR-09HR \34800 , R-05 \24900 程度で差は9000円 リモコン、編集ソフト、ACアダプターが付属してこの値段ではむしろ「お買い得感」がある。
しかし結局電池による16時間以上の録音と価格が決め手となりR-05 を選んだ。充電可能なニッケル水素電池を準備すればACアダプターは必要なさそうだしフットワークも良いだろう。
我々の定期演奏会やリザーブコンサートでこのRoland R-05 を使用して録音したので実際の使用感などは別途報告するつもりです。
写真は定期演奏会での録音のようす、外部コンデンサーマイクを使用し小型ミキサーを経由してR-05 のLINE IN に入力している。
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