7/11/2017

ペルーの歌手と「花祭り」


次の16日(日)はワープの発表会だ。以前のブログにも書いたことがあるが、ウクレレやリコーダー、歌や踊りなど、もちろんピアノやヴァイオリンなどもある。実に多方面の方たちが集っているのだ。発表会は昼過ぎから開始で、夜の8時頃まで続く。

私もフォルクローレグループの一員として参加させてもらっている。私たち今回の演奏は「ペルーの太陽」、「花祭り」の2曲のみ、練習時間の関係もあり、ちょっと寂しいかもと思っていたが、ニュースが飛び込んできた。
なんとペルーの歌手が花祭りを歌ってくれることになったのだ。もちろん私たちのグループだけの為ではなく他のグループとも共演することになっている。このあたりがワープのすごいところ。
9日は1週間前の最終練習だった。ギターのIさんに来てもらい、事前準備、「花祭り」は間奏を含む少し凝った構成だったが、「単純な方が良い」とのIさんのアドバイスに従って変更、前奏を含んで2回繰り返すことにする。あとキーを変更する可能性ありとのことで、楽譜はC major(ハ長調)だったので急遽G major(ト長調)も練習してみた。急に変えるのは大変!バタバタしている所へ歌手のSさん到着、通訳の方を伴っている。歌手らしいがっちりした体型だが気さくな「おばさん」という感じもある。
とりあえず「花祭り」を演奏してみる。彼女も声を出して歌っていたが、低くて歌いにくそうだ。通訳の方も音楽に精通していないのでいまいちはっきりしないのだが、日本語も少し交えて話すSさんはキーを上げてほしい、「私は ✖︎✖︎✖︎か(聞き取れない)ラ✖︎✖︎です。」のように私には聞こえた。ラ✖︎✖︎はA major の意味ではないだろうか。
ならばGmajorでもいけるのではないか。演奏してみると調子よく歌っている。当たり前のことだけど我々がカタカナで歌うのと別な世界。
声がきれいとか迫力がある、とか単純に表現できるわけではなく、本物の世界としか言いようがない。ケーナは力むことなく、ゆっくり流れに乗ればよいのだ。終わったらSさんも拍手している。これで良いのかもしれない。
ほかの歌もやりませんか。ということで2曲提案があった。コンドルパサすぐわかった。「コンドルは飛んでゆく」だ。もう一曲はよくわからない。説明ではくちばしの長い鳥だそうだ。鶴、サギ、それともコウノトリ?・・わからない。コンドル・・・を歌ってもらった。これもなかなか良い。でももう時間切れ。他のグループとの練習があるとの事。本番はきっとうまくいくはず。別れ際にペルーの観光パンフレットを頂いた。大きな地図や観光地の写真が載っている。ペルーに行ってみたいね。説明文の日本語がちょっと「つたない」のがかえって興味をそそるようだ。

写真は頂いたパンフレットの地図の部分を広げた。ケーナは本番で使用する大福印

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