2/06/2013

エリクソンのアリア

書き込みのある楽譜とガークライン、iPod によるチューナー

Ricco Suono 演奏会 2月9日 と迫って来た 。

先日の日曜日、自由練習のため場所を確保してあったのだが、ほぼ全員が集まり、演奏会のプログラム順に演奏して全体の流れを確認した。
曲によって各自使用する楽器や楽譜、並ぶ席順など、結構複雑なのだ。Tさんが最新の座席表+進行表を作ってメーリングリストにアップしてくれるのでありがたい。

今回のプログラムはどれも難しく、それぞれ問題があるのだが、私個人にとって最大の課題はこの曲 アリア  エリクソン だろう。多分原題は "Air for Band" F. Elickson 。YouTube でも何件かヒットするはずだ。原曲は吹奏楽だけれど、リコーダーオーケストラ用に編曲してある。コントラバスからクライネソプラニーノ(Garklein) まで使用するのだが、私がそのガークラインを担当し、ど派手に目立ってしまうのだ。

リコーダーはソプラニーノまでは通常のリコーダーとして扱える。バスからソプラニーノに持ち替えてもそれほど違和感なく扱える 。ところがガークラインとなると話は別で、指穴の間隔が狭いので、指を立てて楽器をつまむように持たないと指がぶつかり合って指穴を塞ぐのが困難になってしまう。その上運指も「バロック式」などと銘打っているが、ガークラインのバロック運指なのであって、一般のソプラノリコーダーの運指とは大きく異なっている。私はKungとアウロスの楽器を所有しているが、付属してきた運指表にしても両者に違いがある。その上音程修正のため替え指の使用は必須だから、演奏中運指に不安を感じてしまう。そこで不安な箇所には楽譜に運指にを書き込んだ。

写真はアリアの譜面だが、運指の書き込みが見える。高音になると隣のソプラニーノの音と干渉してとんでもない不協和音が発生したりして、音程を耳だけに頼るのは難しくなるのでチューナーを譜面の横に置いて必要な箇所でチェックするようにしている。iPod/iPhone 用のCleartune というフリーのアプリによるものだが、市販のチューナーより安定感があって使いやすいと思った。

<演奏会のプログラム>
.6声のソナタ 第5番   J.H.シュメルツアー
2.デ ラ コート        R.パーソンズ
3.フォルシュピール、フーガ、ナハシュピール 二短調  A.ブルックナー
・・・・休息・・・・
4.プレリュードとフーガ ハ長調 BWV547   J.S.バッハ
5.マザーグースの詩より   作者不詳 / J.D.ケアリー編曲
  トム トム 笛吹きの息子
  イタチが跳んだ
  オールド・キング・コール
  へそ曲がりのメリー
6.アリア                 F.エリクソン 

Ricco Suono 演奏会 
会場   稲城 iPlaza  開演 2;00  入場無料

2 件のコメント:

  1. 聴きにうかがいました。
    どの曲も素晴らしかったです。
    アリアも楽しみにしてましたヨ。

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  2. さくらさん、ありがとうございます。
    今回は練習量も多く、大変な思いもしましたが、持てる力を出し切れたような気がします。
    もちろん未熟な点も多かったのですが、次回につなげたいと思います。

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