3/19/2010

フレンドシップコンサート終了


13日フレンドシップコンサートが終わった。
今回は6回目、年々内容が充実してくるようだ。
書きたいことは山のようにあるが、まずは自分達の演奏

我がHRC の演奏は一曲目 Step Stately A Suite of English Dances 立ち上がりは不安定だったが、後半の曲になると徐々に調子が上がってくる
二曲目Ave Rejina Coelorm ポリフォニーの宗教曲で一度落ちると戻るのが難しい、今回も落ちたパートがあったが奇跡的に復帰できて何とか同時に終わることが出来た。
どちらのも曲まだ未消化の部分がある
三曲目は「鈴懸の路」 クラリネットとリコーダーの組み合わせは珍しいがTさんの見事なクラリネットに刺激されてギターのKさんコントラバス(リコーダー)のYさんも好演
マラカスもピタリと決まり会場内からは手拍子ももらった。盛大な拍手で終了。「終わり良ければ全て良し」・・3曲とも上手くできたような気がするから不思議。

今回の最大の事件は大田光子さんの演奏ではないか
「ファエンツァ写本」より モテット  作者不詳
デュエット 11番、12番  G.B.ヴィヴィアーニ
「新しい9つのソナタ」より 第4番 TWV40:141 G.P.テレマン

一曲目「ファエンツァ写本」より モテット では細岡師匠が旋律を演奏し大田さんが自在に装飾を付けていく。
リコーダーを大きく動かしながらの演奏は「テクニック云々」をはるかに超えたレベルで迫ってくる。ハメルンの笛吹きもかくやと思わせるような響き
それはヴィヴィアーニでもテレマンでもそれは自在に発揮され私はあっけに取られ演奏する太田さんを見つめ続けた。

譜面台に置いた台紙は美しい模様があり二本の房が下がっている。なるほど演奏で勝負する人はこんなところにも気を使うのか・・・
ふと気がつくと使用している譜面台は私の譜面台らしい、やっぱり間違いない。私もスタッフの一人として自分の譜面台を供出していたのだ。
それを太田さんが使用している・・・他人から見ればつまらぬことかもしれないが、私には自慢したくなるようなうれしい出来事であった。

ところがそれだけでは終わらなかった。楽器や録音機材などを片付け、少し遅れて打ち上げ会の会場に到着してみると、私の席は太田さんの隣という栄誉だったのだが、後日改めて書く予定。

写真はリコーダーアンサンブル・「ぴぽ」Kさん撮影

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