12/21/2018

光るリコーダー



クリスマスの演奏でリコーダーを光らせて見ようと考えた。当然LEDを使用するが、ただ光ったり点滅するだけでは面白くない、演奏に合わせて変化することが必要だ。
1.音の高さを検出して青とか赤に発光する。
2.音量の変化に応じて明るさや点灯数が変化する
私自身で作るのは手に余るので、知人に制作をお願いした。
リコーダーは当然透明な楽器が良いわけで、ヤマハのアルトとソプラノがスケルトンタイプとして売り出された時ピンクのソプラノ バロック運指を一本購入したのだ。通常は木製の楽器を使用するが、曲の内容によってはピンクのスケルトンも効果的で時々使用して来た。今回アルトリコーダーが欲しかったので、楽器屋に寄ってみたらアルトが無いのだ。それにソプラノも色は3色ほどあるが、ドイツ運指のみでバロック運指は無いとのこと。
最初にスケルトンタイプが売り出されたのはもう10年以上前になるかもしれない。その時はソプラノ/アルト、運指もバロック/ドイツ、色も3色ほどあった。時代は変わりモデルチェンジしてソプラノのドイツ運指のみに縮小されてしまったのだろう。
慌ててあちこち探してみたが、痕跡も見つからず、中古市場もスケルトンタイプ自体が出てこない。とりあえずピンクのソプラノ1本でやってみるしかない。

先日電気回路部分のテストを行なったので簡単に紹介します。
シリコンマイクにより音声を感知し、周波数によりLEDが青、緑、黄、橙、赤に発光する。LEDはテープ状のフルカラーだ。
また音量の変化に応じて光量や点灯数が変化する。
電源は小さなリチュウムイオン電池を内蔵している。
最初の設定では、低音から高音になるにしたがって赤→青であったが、感覚的には高音が赤だと思うので、低音→高音 青→赤に変更してもらった。
私の世代の感覚からすると回路や乗数の変更など必要と思うが、パソコンによるプログラム変更だけで出来てしまう。またリコーダーの音域に合わて上手く色配置にしないと発光しない色ができてしまう。
動画ではLED光を直接撮影すると光が強すぎて露出オーバーになり色再現が難しいので紙に反射させて撮影している。
とりあえず再調整して23日のクリスマス演奏会で使ってみるつもりです。


0 件のコメント:

コメントを投稿