狭い室内での演奏 音響は悪くない |
「鳥の鳴声の模倣によるソナタ」 Sonata in imitation of Birds William Williams
60歳を超えて仕事も生活も一段落付いたのだろう。お互いに連絡を取り始めた。特に私の場合、行方不明扱いだったらしい。それがリコーダーの季刊誌に私たち平尾リコーダークラブが紹介された。その写真の中の顔に見覚えがあるということで連絡をくれたのが、富山でリコーダーを始めていたG君だったのだ。 その結果多くの友人と再会を果たすことが出来た。みんな苦労して来たらしく、年はとっていたが、何らかの形で音楽と関わり続けているのが大部分と知って嬉しかった 。
G君がリコーダーを始めたのは、当時の私がリコーダーやっていたこともきっかけの一つなのだそうだ。うれしいね。
そのG君と「一緒に演奏してみましょう」と言う話が発展して当時指揮者だったO君のチェロも巻き込んでトリオソナタでもやってみようということになった。しかし3人ともそれぞれ別なグループに属し、集まるのは大変なのだ。そんなことでもたついているうちに、なんと演奏の依頼が来たのだ。
OB会での演奏の依頼だった 。まだ練習もしていないが、技術的には多分大丈夫だろう。発表できるチャンスなどめったにあるものではない。曲は「鳥の鳴声の模倣によるソナタ」 ウィリアム・ウイリアムス
急遽練習日を2日程決めて練習場も確保した。またG君がバロックピッチの楽器も所有していることがわかったので、この際バロックピッチで挑戦とO君に半音低い調弦をお願いしたところ、やって見ましょうとの連絡をもらった。・・・・・
今日がその最初の練習日、武蔵小杉にあるstudio Aisya(スタジオアイシャ)楽器の個人練習などに特化したスタジオ、小さな防音室が並んでいる。
私が時々借りるのは一番狭い0.8畳 15分で150円、かなり狭いが一人でリコーダーの練習をするには問題ない。
今回の部屋は2.5畳 電子ピアノが備え付けてあって4人まで使用可能 30分500円
大きなチェロを入れるとぎゅう詰め状態だったが、演奏には特に支障はなかったとのこと。
音響は悪くないし、エアコンは快適、3人の演奏技術もほぼ同レベル、曲も難しくない。 練習は快適に進んだ。
当初の予定は1-2楽章だけの演奏を考えていたが、1-4楽章に拡張も可能だろう。学生時代にタイムスリップしたような気分だ。
気心の知れたチェロに乗っかって演奏するリコーダーは実に快適だった。次回の練習も楽しみだし、多分本番も上手く行くだろう。
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