3/31/2013
3/30/2013
「青い風」演奏会
私が学生時代マンドリンクラブに所属していた時の親友の一人が数年前にリコーダー関係の雑誌に載った私の写真を見つけて連絡をくれ、ほぼ40年ぶりの再会となった。
彼の話によると卒業後、富山の方でリコーダーサークルに所属し、リコーダーをやり始めたとのこと。「貴方がリコーダーをやっていたのが大きなキッカケになった」などと嬉しい事を言ってくれた。
そんな彼が仕事の関係で最近は東京に単身赴任となり、リコーダー・アンサンブル「青い風」に加わっているとのこと。
「都合がつけば聴きに来て下さい」と連絡してきた。 もちろん聴きに行きますよ。
私は未だ彼の演奏を聴いたことが無いが、Kung社の大型楽器も最近購入して頑張っているようだ。
青い風の演奏会は何回か聴いたことがあるが。かなりレベルの高い曲を手堅く聴かせてくれる印象がある。
演奏会の前には合宿をして曲を仕上げるのがこのアンサンブルの伝統のようだ。
大いに期待します。
フレンドシップ録音の編集完成
録音データ編集中 |
演奏開始から終演までで5時間以上の長さがあり、演奏したのは14グループそれに全体合奏も加わる。曲や楽章ごとにトラックで切り分けるとすると77トラックになる。
今回は私自身で録音は出来なかったのでKさんの録音データを提供してもらった。
データは二枚のDVDに収めてあり、休息で区切られた一部二部三部はそれぞれ1.5~1.8GBほどの容量がある。簡単な編集なら、Windowsの編集ソフトSoundEngin Free で気軽に処理してしまうのだが、これだけ規模が大きくなると、下手にトラック別に切り分けたりすると、大混乱になる恐れがあった。
その点Peak/Mac は細かく自由にマーカーを設置することが出来るので、波形を見ながら録音を聞いて曲の始まりと終わりの部分にマーカーを 入れておく。マーカーには自動的に番号が振られ、かつ位置や番号の変更も簡単に出来る。
この様に多くのトラックがあり、かつ知らない曲が多いとトラック分けに苦労することになる。
あるグループの曲が「ダチョウ組曲より」、「カエルファンタジー」の2曲だったとする(笑)
どちらも知らない曲だ。録音を聴いて見たらA,B,Cと3曲あった。Aはダチョウ、Cはカエルである事はほぼ間違いないだろう。ところがBはどちらかに決めなければならないが、これが苦労することが多いのだ。じっと聴いてダチョウぽいからなどと勝手に決めると、あとで大恥をかくことになる。
また録音データはかなりの大きいのでMac に読み込むのも大変だった。直接DVDを読み込めないので、あらかじめUSB付きのHDDにデーターを入れておき、Macに読み込ませるのだが、読み込みをスタートしたら残り時間が2時間と出た。ヤレヤレ 待つしかない。当時は最新のMacでも入力はFireWire が主力でUSBも付いているが、多分USB1と言われる初期のタイプだと思う。
読み込んでしまえばあとは馴染んだPeakの世界、再生スタート、ストップ、拡大、縮小、コピー、ペースト、新規に開く、閉じるなど、ほとんどの動作がキーボードショートカットで実行できるのが、ありがたい。後はただひたすらに曲を聴きマーカーを打ち込む作業が続く。実際の演奏を聴いた訳ではないので、聴く作業もおろそかにできないのだ。
今回の録音は入力レベルの設定に難があり、所々に入力オーバーで音が歪んでしまっている、特に全体合奏の部分に集中して多い、多少の修正は可能と思われるが今回は修正なしとした。ご了解願いたい。
さてマーカーに従い不要部分をどんどん削除して行く、最終的に各部とも1GB程度になったが、CDに書き込めるデーターは700MBだから4枚でも不足することになる。昨年の演奏は3枚に収まったのに変だなと思い、再度データーをチェックして見たら アレー!! 20bit(24に訂正)で録音されている! 通常のCDは44.1kHz 16bit で良いのだからトラック切り分け作業と同時に20bit(24に訂正) →16bit の変更もおこなった。このbit変更により2〜3割程度の容量の減少が見込める。
切り分けたトラックを各部別に分けて、容量をチェックしてみると700MBを少し超える程度に収まっている。ヨーシこの程度の超過ならなんとか書き込めそうだ。更に微調整のためジャスミーの演奏を3枚目の最初から2枚目の最終へ、全体合奏の2曲を2枚目から3枚目の最終に移動。
この先はwindowsマシンにデーターを移動し、ロキシオクリエイターで3枚のマスターを焼き上げた。
少し古いSONY製のCDプレーヤーで動作をチェックする。各トラックも正常に表示再生できるようだ。ただ曲間については今回あまり注意を払っていないので、A曲が終ってすぐにB曲がスタートしたり、C曲再生させても音が出てくるのが少し遅れたり、することがあるかもしれない。
このCDは全体を通して鑑賞するなどはあまりないと思う。個別の曲を狙って再生することがほとんどだと思うので、何とかお許し願いたい。
盤面への印刷だが、曲名のすべてを載せるスペースがないので、グループ名とトラックNo.だけの表示となるのでプログラムも一緒に保存して頂きたい。
マスターCDをHRCの練習時に持ち込み、アンプとスピーカーで聴いてみた、やはり曲間がバラバラな事ともう一つ会場の空気の揺れの様なゴロゴロする音が気になった。これは録音時に低域をカットすればかなり防げたかもしれない、編集時にも低域をカットすることが出来るが、あまり目立たないと思い処理を省略したのだ。
編集時はヘッドホンだけで音をチェックしていたので、聞き逃してしまったのだが編集が終わりCDに焼きつけてから、気がついても後の祭り、もう一度やり直す気力が無い。これを防ぐには、編集中もしっかりしたアンプとスピーカーで聴くことが出来る設備とすればよいのだが、深夜にごそごそとヘッドホンで編集している状態では、それも難しいかもしれない。いっそ録音の時は必ずローカットフィルターを使用すると決めておくのが確実かもしれない。
マッキーのミキサーにはローカットフィルターが組み込まれている。また録音機にも同様の機能が組み込まれている機種も多い。
次回のRicco Suonoの練習日(4/6)までに完成させ、参加しているグループにはその場で手渡し、残りは郵送する予定です。
写真は作業中の画面、正面のモニターがPeak/Mac。長丁場の作業なので、横のモニターでメールのチェックなどをしている。そのためモニター、キーボード、マウスが2つずつある。かなりオタクっぽいでしょう
3/12/2013
第9回フレンドシップコンサート終了、演奏に遅刻
Ricco Suono の演奏 |
フレンドシップコンサート終了しました。各グループが特色を出して演奏したはずです 。
実は私、今回は、演奏をほとんど聴いていないのです。
今回私事ながらどうしても外せない用件があり、それを終了してから会場に 駆けつけるつもりだった。せめてRicco Suono の演奏だけでも参加したいと思ったのだ。用件を終わらせ電車に駆け込んだまでは予定通りだったのだが、何と信号機の故障とやらでその電車の運行が中止となり、他の路線で振替輸送となってしまった、それでも諦めず、必死で乗り換えながら会場に向かった、会場に飛び込んだらすでにRicco Suono がケアリーを演奏中、観客席でじっくり聴くことになってしまったのだ。私のソロの部分も代役の方がしっかり演奏してくれている。ちょっと複雑な思い・・・・
「豊かな音」は半ば実現出来てきたようだ。ただ心浮き立つ躍動感のような表現は編成が大きくなれば余計に難しくなるが、今後に期待したい。
写真はケアリー演奏中のRicco Suono 本来ならこの写真は撮れなかった。
多分当日の録音を編集してCDにする役割りが回って来る様なので、コンサートの全曲は録音で聴く事になると思う。ただ当日の演奏をほとんど聴いていないまま、編集作業に入ることは、ちょっと怖い気もする。
3/08/2013
リコーダーで演歌
先日いつもの喫茶店で昼下がりコンサートが終わった。本来1月の末に行う予定だったのだが、風を引いたメンバーがいたので、一ヶ月延びたのだ。今回で24回目だそうだ。
今回はサリバンの舞曲集などを演奏したが、「北国の春」と北島三郎の「函館の女」の2曲について書いて見たい。
リコーダーで歌謡曲を演奏するのは抵抗があり、最初の頃、「隣のローランドさん」の演奏後、「高校三年生」が吹きにくかった。しかしHRCで生きていく限りこの問題は避けて通れない。昼下がりコンサートや老人ホームでの演奏のたびにTさんがどんどんアレンジしてくれるので躊躇していると遅れをとってしまうのだ。なまじ中途半端に吹くとかえって変なので、ここは気合を入れて、なり切ったように演奏するしかない。
北国の春は中国でもよく歌われている
私は仕事でしばらくの間中国で生活した経験があるのだが、
地方の田舎から都会に出てきて、工場などに住み込みで働く工員さんたちは 、安い給料だけれども節約して親元に送金したりしている。これがこの歌のふるさとを想う歌詞と一致する部分があるのだろう。
リコーダーでの演奏も歌であることを意識しつつ一音一音変化をつけて行く。音に表情をつけるのはケーナが断然有利だけれども、リコーダーでもかなり行けると思った。
もう一曲の北島三郎は、調子良く流れるように歌う,Tさんのアレンジは平気で高い音を要求するので、結構厳しいのだ ♪はーるばる来たぜ函館ヘエ〜〜 ♪ この エ〜〜の部分を高音で持続するのが大変。さらに前奏や間奏、終わりの部分が結構印象的な動きをするので意外に難しい。
それとイントロの後繰り返して二番まで演奏し、間奏を入れて三番を演奏、そのままコーダに入るなどと譜面上の動きも激しいのだ。私も今回 歌の部分は何とかなったが、コーダに入り損ねてゴメンナサイとなった。
表情豊かに演奏するということは、それだけ自身の演奏能力を広げることになるわけだが、Ricco Suono などで演奏している時、つい演歌調のくせが出てしまい、「KENJIさん音がヨタっていますね」などと言われるかもしれない。
3/04/2013
第9回フレンドシップコンサート演奏順
第9回フレンドシップコンサート演奏順が決まりました。
1. 平尾リコーダークラブ12:30
2. チエル・アルコ 12:50
3. モックなでしこ 13:10
4. ねころびと 13:30
5. オリーブ 13:50
休憩(10分) 14:10
6. フェリーチェ 14:20
7. Gクレフ 14:40
8. 奏 15:00
9. 厚木リコーダー・オーケストラ15:20
10. 全体合奏 15:40
カンタータ140『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』より
コラール7番 栄光が汝に向かいて歌われよ/J.S.バッハ
エーデルワイス /R.ロジャース作曲 河野和男編曲
休憩(15分) 16:00
11. ジャスミー 16:15
12. ぴぽ 16:35
13. ヴィア・モンテ・ビアンコ16:55
14. Ricco Suono 17:15
15. ゲスト演奏 17:35
桐畑奈央、中村友美、中島恵美、細岡ゆき
カンツォン第10番 /G.フレスコバルディ
我が青春は過ぎ去りぬ /J.P.スウェーリンク
『食卓の音楽』第2集・第2番 ニ短調/G.ph.テレマン
我が青春は過ぎ去りぬ /J.P.スウェーリンク
『食卓の音楽』第2集・第2番 ニ短調/G.ph.テレマン
全体合奏では会場全体でリコーダーを演奏します。
楽譜は当日受付で配られます。比較的簡単に演奏出来ますので是非リコーダーをご持参下さい。
2013年3月9日(土)
会場:稲城中央文化センターホール
稲城市東長沼2111番地 Tel. 042-377-2121
開場:12:00
開演:12:30
入場無料
最寄駅:京王相模原線稲城駅下車、徒歩10分
リコーダーの広場演奏会情報にも掲載しました。
3/03/2013
Ricco Suono録音データをCDRに編集
Ricco Suono 演奏会の録音データが手元に届いた。
吊りマイクによる録音は良好で、場内の残響もよく拾っている。気持ちの良い音だと思う。
音が良いと多少のミスはあっても繰り返し聴きたくなる。もちろんミスはちゃんんと録音されているし、ハーモニーが崩れれば濁った音になる。しかし全体から立ち上る音はふくよかな響きを伴い、聴く者を幸福感で満たしてくれるのだ。だから少しのミスがあっても大らかな感じで受け入れることが出来る。「大丈夫、次はもっと上手く行くはずさ」
これがギスギスした録音だと一回聞いて「そんなもんかな」などと思い、それでおしまい。
良い音で聞く条件はもちろん良い録音であることが前提となるが、再生系も大切。PCやiPhoneに内蔵されているスピーカーなどはもってのほか、これらは、通話やアラーム用として、内蔵されているのであって、音楽鑑賞などに使える代物ではない。ある程度品質の良いイヤホンをお勧めする。
私の経験では、以前人からもらったイヤホンを使用したことがあった。それまで使用していたイヤホンがちょうど具合が悪くなり、渡りに船とばかりにそのイヤホンを使用したのだ、ちょっとキンキンした感じがしたが、すぐ慣れてしまったのかそのまま使い続けることになった。しかし曲を聞き終わったあと少し疲れたような気がしてもう一度聴きなおすことはほとんどなかったと思う。そしてiPodに触れる機会も必要以外は徐々に減って行った。この慣れてしまうということがコワイのだ。
しかしふとしたきっかけで、ドイツメーカーの中級品が目に止まり、購入して聴いてみたところ、何と! こんないい音だったのか! 目からウロコいや耳からウロコの感じで、何回も聴き直してしまった。
購入したのは カナル型と呼ばれるイヤホンで薄いゴム栓で耳にフィットさせるタイプである。かなり高価な物もあり、18万円のものを見たことがある。2~3万のものが高級品だと思うが、これだってiPod本体が買えてしまう値段だ。自分で演奏する人なら「そんな金があったらもっと良い楽器がほしい」と言うだろう。5000~2000円程度で十分ではないかと思っている。
演奏会録音データの編集は今回細かい設定など必要ないのでSoundEngine Free を使用。
演奏以外の不必要な部分は削除し、曲目ごとにノーマライズ処理をして、適正な音量に持ち上げた。
CDRの盤面には演奏会の名称、会場、曲名、作曲者、トラックNo.などしっかりプリントした。これは後日のため結構大切なことだと思う。
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