12/29/2010

第12回クリスマスコンサート終了

23日第12回クリスマスコンサートが終了した。
平尾リコーダークラブ発足当時から毎年開催しているから、リコーダークラブとしても12年の歴史があることになる。
今回の参加は4団体(演奏順)
ひらお オカリナサークル
リコーダーアンサンブルGクレフ
ピクルス
平尾リコーダークラブ
各団体20分間の制限時間で個性的な楽しい演奏を披露してくれた
平尾リコーダークラブの演奏曲だけ紹介しておきます。
クリスマスメドレー
ホワイトクリスマス  Irving Belrin
Embraceable You   George Gershwin
Someone to Watch Over me  George Gershwin
ゲゲゲの鬼太郎  いずみたく
花祭り  E.P.サルディバール

「ゲゲゲの鬼太郎」はTさんの編曲、ホイッスル」やドロドロマシン、いろいろな打楽器などで雰囲気を盛り上げる、私の「クルムホルンもどき」も参加する。
「花祭り」はチャランゴ、ソプラノリコーダー、サンポーニャ、ケーナ、歌、鍵盤ハーモニカ、バスリコーダー等がソロでつなぐ「継ぎはぎ」構造、少しズッコケたりしたが、演奏者もお客さんも楽しめたのではないかと思う。

プログラムには無かったが、三連のイカロスオカリナによる「ドナウ河のさざなみ」は高音になっても音が無理なく出て、聴きづらくない。しかし演奏は難しそう。

休息時間には恒例のお茶とケーキが楽しめた。演奏会終了後、「こんな楽しい演奏会は初めてです」と声をかけてくださった方がいて嬉しかった。

写真説明
演奏会前の「呼び込み」の屋外演奏、助っ人も加えて低音部を補強した。
休息時間のお茶とケーキ類、毎年ケーキを作ってくださる方が何人かおられるのだ。

12/10/2010

ケーナ改造

通常はアハユの木製ケーナを使用している。音程はほぼ全音域で正確、リコーダーとの合奏に使用できる。
この楽器はエクアドル人のリチャード・コタ氏が「プロフェッショナルケーナだ」と太鼓判を押してくれた楽器なのだが、私にとっては音の立ち上がりが少し悪い。
指孔が大きい上、重量があり全体がすべすべしていて持ちづらいことも影響しているのだろう。
今回「風とケーナのロマンス」の演奏でマルセロ・ペーニャの竹製ケーナを使用してみたくなった。この楽器は購入した当時は全体に音が低すぎて使用できなかったが、徐々に音程を高く出すことが出来るようになり何とか使用できるレベルになったと思うが、いくつかの音はまだ低くそれらを所定の音程に持ち上げるのはまだ難しい、しかしこの楽器の音は少し風音が混じりケーナらしい音色で「風とケーナ・・」にはピッタリのような気がする。よし、思い切って「禁断の楽器改造」をやって見よう。

他のケーナと比較検討した結果、左手人差し指と親指の穴を2.5mm吹き口側に移動することにした。
作業としては指孔を一旦塞ぎ、2.5mm離れた位置に小さな穴をドリルで開け、それを徐々に広げて所定の直径にする。

実際行った作業は
12mmのヒノキの丸棒を指孔に挿入し、接着剤で固定する。丸棒の底面は管の内径を考慮したRで削っておく、接着剤はセメダインスーパーX(透明)を使用
開け直す孔の中心に錐で小さなくぼみを作り、ドリルで2φ程度の下孔を空ける、最初から太い孔をあけると無理な力が加わって竹が割れるおそれがある。
徐々に太いビットに交換し、最終的に8φ程の孔とし、後は木の丸棒に紙やすりを巻きつけて孔を目的の大きさに広げる。
木の丸棒は6φ、8φ、10φ程度揃えておけば良いだろう、紙やすりは200~300番程度が使いやすい。無理をすると竹の表皮をはがしてしまう(私も失敗した)

孔を塞ぐ為に挿入した丸棒が管の内側に出ている場合は、15φの木の丸棒に紙やすりを巻きつけ(両面テープで固定)歌口の方から棒を差し込み慎重に削る。指孔から紙やすりが見えるので、削り具合が確認できる。

音程はかなり改善されたが、孔径はもう少し広げた方がよさそう、また左手中指孔も少し広げた方が良いように思われるが、このまましばらく様子を見てから再加工するつもり。

写真は左手人差し指の孔の変更後の状態を示す、裏側の親指孔も同様に移動してある。横の丸棒は8φと10φ

12/06/2010

Roland R-05 とquanpについて


練習には必ずR-05 を持参しているが小型なので苦にならないし、電池で16時間が保障されているのでAC電源は必要ないのではないか。
先日もリザーブコンサートで録音に使用したが、延々5時間にも及ぶ演奏を録音し、その後一週間以上、通勤電車の中でその録音を聞いているがまだ電池には余裕がありそうだ。これだとiPod のように携帯プレーヤーとしても十分使用可能である。

HRCの練習時にはR-05 にアンプとスピーカーをつないでおき(写真)、演奏を録音してその場ですぐ再生して聴いているが、付属のマイクで十分満足が出来る音質だし何よりも気軽にこんなことが出来てしまうのがすごい。
またWAVEとMP3の同時録音が出来るしWAVE をMP3 に変換することも簡単にできる。
MP3と言えどもmailに添付して送るには大きすぎるが、リコーに"quanp" クオンプと言うサービスがありこれにアップしておけば各自ダウンロードして聴くことが出来るのだ。100MB までなら無償なのが有難い。

練習終了後、録音したMP3のファイルを自宅で聴いてもらうことも簡単に出来てしまうのだ。
ただ全員がパソコンを所有しているわけではないし、ダウンロードや再生などある程度の知識も必要となる、また再生音の質もパソコンに付属しているプーアなスピカーで再生しているなどまだ問題も多いようだ。せめてUSBオーディオインターフェイスと少し良質のヘッドホンがあればかなり良い音で聴くことができるはずだ。

"quanp" クオンプについては下記URLで確認できる
http://www.quanp.com/special/pr/b008/