12/13/2020

フラウト・カンタービレプレゼンツ

 


年末に近江楽堂 プロの通奏低音付きで演奏出来ることになった。
フラウト・カンタービレプレゼンツ12月26日
演奏曲はいろいろ迷ったけれど、うんと背伸びしてコレッリ大先生、

本来はヴァイオリンの曲だからリコーダーで演奏すると欠け落ちてしまう部分も多くあるのだが、それでも魅力は十分あると思う。前回は作品5の9番だったが、今回は同じく作品5の7番を選んだ。コレッリは佳曲揃いで悩んでしまう、この曲の第3楽章サラバンドはリコーダー四重奏にアレンジした楽譜を演奏した事を覚えていてから選んだのだが、練習を始めると第四楽章のジーグに胸騒ぎのような感じを覚えた。この曲知っている!・・・・一瞬考え込み・・わかった!

遡ること60年 当時の私は小6か中1    学校の音楽でリコーダーは扱っていなかった。それでも個人でリコーダーを吹いていたのだ。ドイツ経由で伝わったのだろう当時はブロックフレーテと呼んでいた。アルトはニッカンのスペリオパイプとトヤマのアウロスを所有していた。当然のようにドイツ運指。そして面白いことに右手小指用のキーがあったこと。しかし楽器のことはここまで。問題はアルトリコーダー用の冊子。楽器の簡単な説明から始まり、音階練習 簡単な曲から徐々に難しい曲に進む、そして最後にあったのがこの曲。もちろん演奏出来るはずもなく最初の数小節を吹いてみただけ 曲名は覚えていないが、『コレルリ作曲』はしっかり記憶していた。60年後に演奏することになるなんて考えるはずもなかった。それが演奏内容はともかくとして近江楽堂で演奏するのだから。楽譜は山岡重治 全音を使用
やはりヴァイオリンの曲なので音域が広く適時オクターブの折り返し等施してあっても、高音域での細かい動きが連続する場所も多く、苦労する。特に第二楽章クーラントの終わりに近い部分に♯f’’’  ー g‘’’の音があり、リコーダーの足部管の出口を塞がなくてはならない。椅子に腰掛けての演奏では何とかなるにしても、立奏では困難である。慌てて足を上げればガツンと唇などに衝撃を与えてしまうし、早めにゆっくり上げれば今度は体がふらついてしまって、演奏どころではない。少し工夫して先端を押しつけて穴を塞ぐ台を考えてみた。(写真) これはまだ試作品だがクッションを厚くして、天板の角度を調整できるようにしてある。さらに動作を確実にするため表面に透明シートを被せテストをしている。
本来なら練習で乗り越えるべき課題を変な道具を作って対応するのは いかにも私らしいと思った。あとは時間のとれる限り練習するしかない。

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